今日の日記

2003年9月18日
祖父が亡くなった。

昨日がお通夜、今日が葬式。

自分の本当に近い身内が亡くなるのは2人め。

祖父は、ずっと病院に入院していたのだけど、看護婦さんが気づいたときには心臓が止まっていたらしい。

もう2年間もICUに入っていて、先生には何回か呼び出され、もう危ないという話を何回も聞かされていて、危篤だと言われ病院にかけつけたことが何回もあったから、誰も不満を言う人はいなかった。

もちろん私も。

病院の人は、よくしてくれていたと思う。

お葬式では、泣いてしまった。

泣かないつもりだったのに。

だってねぇ、まわりで泣いてるともらい泣きしちゃうんだもん。

1コ上のイトコ(男)がいるんだけど、その人が泣いてるのを見て、ガマンできなくなってしまった。

棺に花を入れるときに、流れる音楽。

それを聞いてると、涙がとまらなくなる。

ただでさえ、1回泣き出すととまらないのに。

祖母は気丈だった。

涙を1回も見せずに。

でも、火葬場に行って遺体を焼く直前に祖母と叔母3人が棺に向かって何かいっているのを見るとなんとも言えなかった。

うちの母は、すごいなーと思う。

以前は同居していたけど、ずっと不仲で結局別居することになってた祖父母に、つくしてるんだもん。

顔をちゃんとだして、世話をして、祖父の病院の洗濯物を全部して‥。

祖父母が家を出る前の状況を思い出すと、私ならぜったいにできない。


ちょっとだけ話題はかわるけど、久しぶりに会う身内がすごく多い。

10年以上会わなかったイトコがいたけど、全然わかんなかったもん。

仲いいイトコが一人いるから、その人とずっとしゃべっていた。

台所の手伝いするのつかれるわ。

ろうそくの火の寝ずの番は、他のイトコがやってくれていたので、私はしっかり睡眠をとらせていただいたしね。

言われるだろうなと思ってたけど、案の定言われたことは、結婚しないの?という話。

それしかないのかしら?

たまにはもう少しひねったことを言ってほしいわ。


今日、思い出したことがある。

前祖父が入院したときに、祖母に言ったこと。

「何もいらないけど、ばあさんがそばにいてくれればいい」

何か食べたいもの、ほしいものがないか聞いたら、その言葉がかえってきたらしい。

この話をきいたときは、「へぇーっ!」と思った。

私も将来、だんなさんにそういわれるようになりたいな。

そのためには、いろいろとがんばらないとね!


弟が祖母に「じいちゃんの好きだったものを棺に入れるけど、何がすきだった?」と聞いた。

答えは「マグロの刺身」

そんなのふつう入れないよ。

私たちは、おもわず笑ってしまった。

それがけっこう印象にのこってるかも。

お葬式って、もっと疲れると思ってた。

やっち君、お通夜きてくれてありがとう。

脈絡の無い日記になったかも?

とりあえず、3日間の整理として。

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